箱根で絶景ホテル1泊5000円のヒミツは壁掛けの絵画 [テレビ]
昨日の「がっちりマンデー(TBS)」の話題を思い出した。
テーマは「お泊りビジネスウォー」。
四季リゾートが運営するフォレスト箱根は、絶景を見渡せる広々としてラウンジに、大浴場、露天風呂、ヒノキ風呂など至れり尽くせりなのだが、
オールシーズン1人1泊で5000円という価格設定だ。これに朝食と夕食を付加しても1泊8000円だという。
なぜ?
この疑問の答えは施設内の壁に掛けられている「絵画」にあるという。
その答えは「絵画」のオークションではなく、「絵画」の下にある「いすゞ自動車労働組合」という文字にヒントがあった。
実はこの施設、もともとは「いすゞ自動車」の社員向けの保養所だそうで、その建築費は20億円にのぼるらしい。
そこに四季リゾートが介入し、一般顧客には破格で提供し、「いすゞ自動車」は建築費の回収費を得るという、3者がウィンする見事なビジネスが成立したらしい。
さらに四季リゾートは、トイレの便座保温電源プラグをこまめに抜く、お風呂には保温マットで蓋をするなどの徹底した節約術によって、年間270万円の光熱費削減を実現しているという。
お客にとってのより良いサービスは、企業のコスト削減という努力無しには実現しないということだろう。
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