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東大合格と左手とノートと帷幄奏上権 [テレビ]

今朝の「ZIP(日テレ)」で、東大に合格した学生に直接インタビューをしていた。

気になるテーマの一つは「1日の勉強時間」で、多くの東大生は「10時間」と回答していた。
中には切羽詰まって「15時間」と回答した女学生もいた。

そして、実際の合格者が語った「勉強法」に、ユニークなものがあったので紹介したい。

ひとつは「英字新聞」などの英語の新聞を読むことだそうだ。
インタビューの中では、「紙」でできた実際の新聞を読んでいたのだが、
今はインターネットが身近にあるので、これならいつでもできそうだ。

もう一つ興味深かったのが、ノートに「左手」で覚える「言葉」を書くというものだった。

インタビューに応えた男子学生によると、
書きズラい「左手」で書くと、身体にアクセントになって覚えられるというものだった。

当然、綺麗な文字では無いが、書かれていた「言葉」の一つは「帷幄奏上権(いあくそうじょうけん)」。

「帷幄奏上権」とは、明治憲法のもとで、陸軍総長や海軍総長が軍機や軍令を、
閣議を経たずに直接天皇に上奏(申し立て)をしたことだそうだ。

脳科学的に、この方法が「利き手が右手」の人だけに効果があるのかはわからないが、
「利き手」と反対の手で書いた方が「書きにくい」のは確かだ。

そういえば「書くこと」で、身体や脳に感覚的に覚えこませる方が、ただ暗記するだけよりも効果があると、効いたことがある。

そして、すんなりと「わかったつもり」でいるよりも、
「苦労して覚えたこと」の方が、自分自身のスキルとして、身につくということなのだろう。

ところで、東大を受験したことのない私にとっては「帷幄奏上権」という言葉に出会ったのは、今日が初めてだったので、ありがとう。












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