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川遊びで脳内に侵入する悪魔、殺人アメーバの致死率 [事件]

今夜の「マサカの世界衝撃事件4(TBS)」で恐怖を覚えた。

事件は2010年のアメリカが舞台だった。
家族水入らずで休暇を楽しんでいた5歳のカイル君が、帰宅後に頭痛を訴え、そしておう吐した。
緊急入院先の病院では原因がわからなかったが、幸運にも翌日には体調が回復し、そして退院した。

だがその後、事態は急変した。電話で病院に駆け付けた父親は凄まじいばかりの息子の悲鳴を耳にした。

「この音は何!!」「怖いよ!」
残念ながらこの音はカイル君本人しかわからない。
そして恐怖とともにカイル君は、その短い一生を閉ざされてしまった。

後に明らかとなった死因が「フォーラー・ネグレリア」というアメーバだった。
これは「原発性アメーバ性髄膜炎」を起こすとされ、感染者は臭覚や味覚の変化を感じ、吐き気、おう吐、発熱、頭痛の症状を示す。
そして急速に昏睡して死に至るのだという。

カイル君が聞いた「この音」とは、殺人アメーバが脳内に侵入している音だったのだ。
人間の「脳」を食う為に脳内に侵入するのだそうだ。
そして、この「フォーラー・ネグレリア」の顕微鏡拡大写真は、まるで悪魔が微笑んでいるような不気味な形を表している。

驚くことに、アメリカでの感染報告者は昨年まで134人で、わずか3人しか生存していない。
つまりその致死率は98%となる。
ちなみに近年、騒がれた「エボラ出血熱」の致死率は、高くても90%らしい。

ではカイル君の感染源は何か?答えは湖での水遊びだそうだ。

恐ろしいことだが、ここ日本においても佐賀県の女性がこのアメーバにより死亡している(1996年)。
その感染源は不明だそうで、つまり、既に日本にも殺人アメーバが存在している可能性が高い。

現在のところ、川遊びなど鼻からの直接感染が有力だそうで、鼻栓がアメーバ侵入を防ぐのに有効という話も聞いた。

いずれにせよ、朝から晩まで、極めて「うだる熱さ」の毎日がやってくるこの季節、このアメーバが人間の「脳」への侵入のタイミングを待っているのかも知れない。
もし頭痛を感じて、おう吐してしまったら迷わず病院に行くべきだろう。でもすぐに回復してもぬか喜びはマズイかも。「恐怖の音」は聞きたくない。












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