行先不明の最恐ノンストップバス、4時間スペシャル

都内某所、中山秀征とゲストがバスに乗り込み走り出す。
行先は誰も知らない。そして恐怖の映像が勝手に流れ始める。

2015年7月29日18：57より放送予定の「最恐映像ノンストップ3」（テレビ東京）の冒頭だ。

真夏といえば、「怖い」とわかっているのに何故か見たくなってしまう「心霊もの」類だ。

その内容は、日本に実在した心霊捜査官（元警察署長）の事件簿、関東最恐スポットでの恐怖体験、最恐心霊写真。絶叫、戦慄。背筋も凍る実話と再現映像で車内はパニック状態と化すそうだ。

近年は科学の進歩と共に「心霊現象」は「本当なのか」、「嘘なのか」という二つの答えがよりいっそう揺れ動く。さらに「ＵＦＯ」話となると、その信憑性と重なって議論は複雑に絡む。しかしながら「実話」や「本当にあったこと」という実績の前では、その議論の意義はいとも簡単に消え失せてしまう。

科学的に証明されると「わからなかったこと」が「誰もが否定しない当たりまえのこと」に変わる。証明できないと「あり得ない」ことや「原因不明」とされたままだ。でも「実績」から、「それが有効に作用した」事実が伴うと、嘘であれ、誠であれ、「良い」ものであれば受け入れられる。なんだか「ビジネスの話」をしているようだ。

それでも「科学」が存在しなかったならば、車や船、飛行機などは存在していなかったのも事実だ。

ところで今夜放送予定の当番組は20：58からの放送と合わせての2部構成となっている。お見逃しなく！

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