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千と千尋の釜爺の声、菅原文太さん [ニュース]

先日亡くなられた高倉健さんに続き、菅原文太さんも亡くなられたという悲しいニュースが流れた。
享年81歳だそうだ。

若かりし頃の「トラック野郎」の文太さんのイメージと、近年の文太さんのイメージは、
私には全く異なって見える。

数々の大ヒットアニメ映画を生み出した宮崎駿巨匠の傑作のひとつ「千と千尋の神隠し」では、
文太さんは「釜爺(かまじい)」という、6本腕を持つボイラー室で働く「お爺さん」の声を務められた。

一見するといかつい感じの怖い印象の登場キャラクターだが、不思議な世界に紛れ込んでしまった人間の「千尋(ちひろ)」を、
魔女である「湯婆婆(ゆばーば)」の元へと導く重要な役目を果たすと共に、疲れ果てて眠っている千尋にそっと布団を掛けてあげるなど、
やさしい面を見せてくれた。

2012年に俳優業の引退を発表した文太さんの言葉は「若い人の邪魔になってしまうから」と述べられていた。

文太さんは、転移性肝がんを患っていたそうで、11月28日に肝不全で亡くなられたそうだ。
7年前に膀胱がんを克服されており、戦争反対の平和活動家としても活動されていたそうだ。

「戦争反対の為なら命は惜しくない」とも発言されていたそうだ。

渋い高倉健さんに対し、私にとって、菅原文太さんは、「釜爺」の声のごとく、
「優しいお爺さん」であった。








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