花鳥風月と蚊取り線香の匂いby Saori

今朝のZIPで4人組バンド、SEKAI NO OWARI(世界の終わり、2010年デビュー）が登場した。

夏のマイベストソングは？とのインタビューに「花鳥風月（2011年）」だと答えた。

「花鳥風月」のもともとの意味は、美しい自然の風景やそれを重んじる風流を意味する四字熟語なのだが、
この歌詞はメンバーのSaori（藤崎彩織）さんが初めて書いた歌なのだそうだ。

デビュー後の当時、未来への「不安」と「決意」の思いを込めたとSaoriさんは語っていた。

夏の夜、蚊取り線香の匂いに思いをはせて、抱えている不安とそして強い決意を胸に聴いてみたら、Saoriさんの思いを感じることができるかも知れない。
あるいは歌詞、音楽を通して私自身も大きなエネルギーを得られるのかも知れない。

ところで近年の夏、デング熱が「蚊」を媒体にして流行したという記憶が新しい。
近年温暖化の影響とされ、特に藪蚊（やぶ蚊）を介してのウィルス感染による死者が世界的に流行し、
「最も危険な生物」だと、昨日のテレビで放映されていた。

ヒトスジシマカとい白黒の縞模様の蚊が危険だそうだ。また、緑のある場所に限らず、水溜りさえあれば大量に発生するそうで、雨が多い梅雨のシーズンどこでも危険なわけだ。

今年の夏はさらなる猛暑が予想され、蚊の危険度は史上最高に達するかも。
「世界の終わり」ではなく、明るい未来を迎えられるよう、蚊取り線香は忘れずに。

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