佐々木蔵之介は立ちくらみ好き男だった

今夜の「しゃべくり007（日テレ)」に、俳優の佐々木蔵之介（ささきくらのすけ）さん48歳が出演された。
どこか不思議な魅力を放つ佐々木蔵之介さんは、私の中では映画20世紀少年のフクベエ（カツマタ）の印象が強い。

今夜の話題の中で、独身の徳井さん（チュートリアル）、有田さん（くりーむしちゅー）、そして同じく独身の佐々木蔵之介さんの3人で、誰が最も独身でいるか？という話題で盛り上がった。
その際、佐々木蔵之介さんのカミングアウトの一つに、"潜水"が好きという話題が出た。

普段、プールに行くという佐々木蔵之介さんは、"潜水"で何も聞こえない静かなプールの底を泳ぐのが好きだという。そして、息苦しくなって、我慢して、もう少し...もう少し...と進んで...最後に「ぷはぁー」と出る、あの瞬間が最高に「気持ちいぃ～」と真顔で語っていた。
その「気持ちが分かる」と、賛同した堀健（ネプチューン）と同じく、私も「静かな自分だけの瞬間」に「分かる」と賛同した一人だ。

ところが、もう一つ、「立ちくらみの瞬間」が好きだとも、佐々木蔵之介さんは放った。
佐々木蔵之介さんは、「立ちくらみ」が起きると「くるくると地球が回り始める感覚」に快感を覚えるようで、その表情も安堵か喜びか、健やかな顔で遠くを見ている様子を表していた。

司会者の上田さんにアウト！と言われてしまっていた佐々木蔵之介さんだったが、有田さんのプロレス好きネタ、徳井さんのカレーにはカレーと同じ量の福神漬けネタなど、人それぞれ、色々な「喜び」があるのだと思った瞬間だった。これを個性と言うのか、変態と言うのかは、人それぞれなのだろうか。

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