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底なしシンクホール [自然]

2月22日夜放送の「ニュースな晩餐」(フジテレビ)で、「世界の危ない現象」として異常現象の数々が紹介された。

その中で、突如現れ、一瞬にして地上のあらゆるものを飲み込んだしまう穴に恐怖を感じた。

巨大という言葉一つでは、とても表わせない大きさ。

穴の底が全く想像できないし、「奈落の底」もわからない。

シンク(沈む)という陥没現象によってホール(穴)が現れる「シンクホール」と呼ばれる現象だそうだ。


その原理は地中に含まれる大量の石灰岩が、雨水などの「水」に溶かされることで、ぽっかりと空洞ができてしまうそうだ。

やがてその上にある物の重さに耐え切れなくなった地表の薄皮(うすかわ)から亀裂が入り、見えない奈落へとあらゆる物を飲み込み、落ちていくシンクホール。
深いという言葉では表すことができない、不気味な穴だけがそこに残る。

世界各地でも発生しており、アメリカ、フロリダでは、穴に飲み込まれたとされる行方不明男性が未だ見つかっていない(2013年)。
日本でも宇都宮や北海道など各地で発生しているが、幸い被害者が出ていない。

私が中学生だった25年以上も前から異常気象と呼ばれる現象は囁かれていたのだが...、
近年はゲリラ豪雨、巨大なヒョウ、大寒波に大干ばつ、地震に津波、噴火など...地球規模の自然の猛威に、人類はただただ、茫然とするしかないのだろうか。

そもそも人類が自然を支配すること自体が猛威なのだろうか。





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地上最強植物/ライオンゴロシ [自然]

8月16日(土)放送の世界一受けたい授業(毎週土曜19:56~、日テレ)にて、地上最強と言われる植物が紹介された。

その名も「ライオンゴロシ」…日本語名。

この植物、学名は「Harpagophytum procumbens」で、一般的な名前はdevil's claw(デビルクロー、悪魔の爪)、 grapple plant (グラププラント、引っかけ植物)などと呼ばれるらしい。

生息は南アフリカのナミビア近辺の草原で、その実には痛々しいカギ爪のような”トゲトゲ”があちらこちらに突き出ています。

日本語名「ライオンゴロシ」の通り、これを踏んでしまった百獣の王/ライオンは、その痛さに我慢できず、口でこの実を取ろうと試みると、そのトゲはライオンの口に引っかかり、そのライオンは噛むたび度の激痛で物を食べることが出来なくなってしまうそうです。
そして最後には”餓死”してしまうそうです。

頑丈なアゴに鋭い爪、発達した筋肉の前脚を持つライオンでさえも、この植物に備わるしたたかな繁殖戦略の痛みには耐えられないようです。
また、ライオンに噛まれた際に”種”がそこに落ちると、その場に繁殖してしまうのだそうです。

しかしこの植物、調べてみると自然の医療薬としても知られているようで、関節痛緩和、貧血、血液異常、胃腸障害、動脈硬化、アレルギーの改善など様々な面で人間の健康に有効なエキスなんだそうです。

ライオンの力に到底およばない非力な人類の知恵は、最強植物までをも、人類の生存に取り入れてしまったということのようです。




関連記事:南アのライオンキング/野生ライオンと戯れるリアルスーツ男(http://build-a-snowman.blog.so-net.ne.jp/2014-07-13



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