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ピコ太郎さんのPPAP横取りの元弁理士 [事件]


昨年、Youtubeを介して世界中にその名を知らしめたピコ太郎さんのギネス曲、PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)が、思わぬ被害に出くわしている。
元弁理士という、上田育弘氏(ベストライセンス株式会社代表、大阪)が"PPAP"や"ペンパイナッポーアッポーペン"を商標登録したとの話題だ。そして、この上田氏と、ピコ太郎さんをはじめエイベックスとは一切関係が無いという。

そもそも"商標権"とは、知的財産権のひとつであり、文字や図形、記号や色彩などの結合体を独占的に使用できる権利とされている。また、特許庁に出願、登録することで”商標権”という保護権利を得ることができるという。そして、その存続期間は10年に及び、更新も可能だという。

そもそもこの事件は、本来守られるべき"知的財産権"を悪用したものであることは明白状態だ。それにも拘わらず"早い者勝ち"システムで登録待ちにある上田氏の権利が守られてしまう状況にあること自体が、矛盾しているように見える。

昨年、東京オリンピックのロゴマーク盗用問題で、大きな批判とその立場を追われる佐野氏はいったいどうなっているのだろうか。

これらの問題の中心にある目的は"お金"なのであるが、双方とも"人の土俵で横綱級の相撲をとる"点で共通する。さらにこれが他国では大々的な"コピー"が"あたりまえ"とされることもある。

最終的には"モラル"という理念が、事務的なルールである"権利保護"とどちらが優先されるかという対極的な問題に委ねられてしまう。

正義には勝って欲しいのだが、有名になるには法律の勉強も必要だということをつくづく思い知らされる嫌な話題だ。












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