ポケモンGOの舞台で現実世界とつながる仮想世界、 問われる安全性

子供だけでなく、大人も巻き込んでのポケモン（ポケットモンスター）の世界が、ついに現実世界を舞台として始まった。
ゲームの仮想世界が、スマホやタブレットを通して現実世界につながったのだ。しかも無料で！

遊び方はIPHONEならApp Store（アップルストア）、AndroidならGoogle Play（グーグルプレイ）からアクセスしてダウンロードするだけだ。
そして自分を仮想世界に同化させるキャラクターをカスタマイズすれば、誰でもポケモンの世界へとGOできる。スマホやタブレットを通して、現実世界に潜むモンスターを見つける冒険が始まるのだ。何とも簡単だ。

無料でありながらも、あまりにも簡単にGOできて...日本で配信が始まったばかりだが...早くも現実世界で様々な問題が発生している。
運転中のプレイヤーがポケモン世界にのめり込み、違法運転として検挙された。
幸いにも事故は起こらなかった。しかし、残念なことに海外では、ポケモンGOのモンスターを捕まえる為、現実世界で不法侵入をしてしまった少年が、銃で撃たれて「死亡」するという悲しい事件が発生した。

ルールばかりの現実世界と、ルールが国境を超える仮想世界とのリンクは、プレイヤーにとっては大きな危険を伴うことがわかる。
特に集中力の高い子供に限っては、自由な仮想世界と不自由な現実世界のリンクの危険にさらされる可能性が高いのではないだろうか。

今後、「問われる安全性」の重要度は、更に増していく予感がする。

尊い「命」を落とすことがなければ「自由」と「危険」と常に隣り合わせであるということを「肌で学ぶ」大きな機会なのかも知れない。
プレイヤーはポケモン探しのサバイバルで、命を落としてはならない。

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