徳島県と徳島市、奇跡の阿波踊りポスター

今夜の「世界の何だコレ!?ミステリー（フジテレビ）」の奇跡に魅せられた。

2014年8月15日、時刻は9時4分。徳島県を舞台に、およそ2万人が阿波踊りを踊っている中、二人のカメラマンが同じ場所にカメラを構えていた。

一人は織野さん。後に徳島市の阿波踊りポスターの一般公募写真を提出したカメラマンだ。
そしてもう一人は秋山さん。後に徳島県からの依頼で、同じく阿波踊りポスター用の写真を提出したカメラマンだ。

時は流れ、徳島市と徳島県の、2枚の阿波踊りポスターが、それぞれ異なる場所で完成した。

2枚のポスターには、衣装をまとったある一人の女性が、両手を掲げて全く同じポーズ、同じ笑顔で阿波踊りを決めて映っている。

この女性は岡久杏菜さん。現在27歳だそうだ。
岡久さんは「これアンタやろ？」と、ポスターを見せられて偶然の偶然を知ることになったそうだ。

二人のカメラマンは、それぞれに8000枚は撮影したという。
そしてそれぞれが8000枚の中からの1枚を選び、それぞれが徳島市、徳島県へと写真を提出した。

そもそも、2万人の踊り子たちの中から撮影され、そして徳島市では234枚からの1枚が選ばれ、一方の県庁では50枚の中から選ばれたという。

また、阿波踊りは8月12日から8月15日の4日間行われたとのことで、これも偶然のタイミングが奇跡を呼び起こしている。

番組では二人のカメラマンが、それぞれ写真を選んだ理由を語ったのだが...。

いずれも「踊りが美しかった。」と。

徳島県と徳島市で起きた、この素晴らしき偶然の奇跡は、美しくも歴史に刻まれた。

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