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養殖マグロ王手 [ニュース]

節分の今日は「すし屋の恵方巻」の外食回転寿司チェーンの「スシロー」であったが、

近畿大学生まれの完全養殖「近大マグロ」が、明日2月4日(水)から「スシロー」全店舗で販売されるそうだ。
気になるその値段は6貫で1058円(税込)。大手外食チェーンでの採用は「初めて」なんだそうだ。

ところでつい最近、とある水族館でマグロが大量死してしまったのは記憶に新しい。

近大マグロが「完全養殖」と言われる理由は、養殖施設内で人工的に孵化(ふか)するところからマグロ養殖が行われているという点が、最大の違いなわけだ。
(それまでは稚魚を天然の海から捕獲してきて育てていたらしい。)

マグロの稚魚は皮膚が弱く刺激に過敏な為に、光などのわずかな刺激でも水槽内の壁に衝突死、共食いなど、研究当初は当然、稚魚の大量死があったそうだ。
だが、研究を重ねて対策を行った成果の賜物として、2002年6月に完全養殖に成功したという。

それから13年後の現在、ようやく「スシロー」に採用ニュースが飛び込んだ。
(ちなみに昨年2014年12月には、エースコックから限定150万食の近大マグロ入りカップ麺が発売されていて、大手カップ麺の「初」は昨年だった。)

近年騒がれているのが、相変わらずのマグロ消費大国「日本」だが、海外でも寿司文化が広まって「マグロ」消費が増大傾向にあるとのことで、世界のマグロ量が減少しているらしい。巷のスーパーや寿司店から「マグロ」が消えてしまう日もあり得るのかも知れない。その救世主となるのが「近大マグロ」なのかも知れない。

とは言え、「スシロー」が採用した理由には、「味」と「コストパフォーマンス」と「ブランド力」が見事にマッチしたからなのであろう。

新しく生まれた「日本のマグロの完全養殖技術」も、「情熱」と「努力」で「あきらめない」を積み重ねた「人々」そのものであることに間違いない。技術は人なり。







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