無限の柔軟性、ゴムメタル

1月18日（日）朝放送の「がっちりマンデー」（TBS)で、ゴムのようにな性質を持った金属ワイヤーが紹介された。

トヨタグループのシンクタンク、豊田中央研究所が開発した新チタン合金素材だそうだ。

その特性は、柔らかくてしなやか、かつ高強度で腰が強い。
どんなに変形させても硬くならないらしい。

番組内では、歯の矯正に使用されているステンレスワイヤーは硬化してしまうことが最大の難点だそうで、これが歯科技術の妨げになり、結果的に医療時間の増大を招いているらしい。

そこに現れたのが豊通マテリアル（愛知県）の「ゴムメタル」なわけだ！
（豊田中央研究所のライセンスを得ており、ゴムメタルの独占製造及び販売を行っているそうだ）

番組に出演していた香川照之（かがわてるゆき）さんは、ケーブル（電気ワイヤー）は舞台を影で支えている重要なものだ！と熱く語っていた。

人が日々「想像」したものが技術として「創造」されて実現し、時代は常に前進しているんだな、とつくづく感じた。それまで特殊とされていた職人的技術も、いつ日か誰でも簡単にできるものにとって代わってしまう日が来るのだろう。

だがその背景には「もっと多くの人により良いものを普及したい」という「人の熱い思い」が秘められているに違いない。気付けば私たちの周りにある電化製品、自動車....などなど、いろいろな「人の思い」が「形になったもの」が溢れている。技術は人なり、かな。

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タグ：無限 ゴムメタル 柔軟性