2014年師走の暗中模索は自民圧勝

2014年師走、12月14日（日）の本日。今朝、7時から始まった衆院選総選挙だが、20時に投票は締め切られ開票がすぐに始まった。

自民圧勝の結果が、日本のほぼ全テレビ番組で報じられている。


投票率が50％代とも騒がれる低投票率と、自民党圧勝の様子を、老若男女、日本全国の国民は、テレビを通じて何を思っているのだろう。


解散総選挙が決まった先月下旬、国会で万歳を連呼する議員達の様子を冷ややかな目で見ていた我々国民は、今日もそれを冷ややかに見ているのだろうか。


今日の様子は、日本国民全員が、心のどこかで、結果はこうなるだろうと、予想していたのではないだろうか。

テレビの前で顔をしかめて涙を流していた議員は、本日落選が確定した。

政治のお金の問題が端を発して崩れかけた自民党は、本日の投票結果に後押しされて、自信を取り戻すかも知れない。

でもそれは、単に自民党の自信を取り戻す為の選挙では無いのだ。

この総選挙にも我々の貴重な税金が使用されたのだ。

今日までに一票を投じられなかった有権者は、その一票の重さを委ねられる団体や人物がいないと思ったのかも知れない。
一票を投じた人は、わずかな可能性を信じて投じたのかも知れない。

今の日本経済の立て直し、景気の波の荒波をもろに受けて踏ん張っている最前線の有権者達。
我々の子供達が担う未来の日本国の借金問題。

今の我々の目の前には前途多難な試練しかない。
でも、某ドラマの中で登場するセリフ「神様は越えられない試練は与えない」のかも知れない。

今日の宴（うたげ）に酔いしれる自民党政権の責任は、それ以上に重い。
もちろん、わずかな可能性には賭けるしかない。

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