寄生獣／人類へのパラサイトが実写映画に

深夜、突然、宇宙から舞い降りた謎の寄生生物、寄生獣(きせいじゅう)。一度、人に寄生すると、その脳を乗っ取り、人を次々と食らう生物になる。だが問題は、寄生された人は概観からでは何ら普通の人と変わらず、見分けがつかない。親しい家族が、あるいは大切な誰かが、ある日突然、頭が裂けて、それが口となり、一瞬にして、人をあるいは自分を食らう。

こんな衝撃の漫画を、当時青年だった私は読んでハマッタ。

それが、今年秋と来年春の2部に渡り、実写映画が公開されるらしい。

主人公は右手に寄生されたものの、幸運にも脳は乗っ取られずに、この奇妙な生物（後にミギー）との共存生活と、人類の生き残りをかけた戦いが始まった。

当時、寄生獣が人類を共食いすることと、当時囁かれ始めた地球温暖化の影響から、ひょっとしたら人類が地球のパラサイトなのでは？という疑問がふと沸いた、若かりし日の自分を思い出した。

寄生獣という漫画が伝説的なまでの人気を得たという事実の影には、漫画を読んだ人々に訴える何かがあるに違いない。それが原作者の強いメッセージなのだろう。

何かが矛盾している違和感を感じながらも、日々を生きているからなのだろうか。

実写版映画でもあの深い思いが沸きあがるのだろうか？

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タグ：寄生獣 人類 パラサイト 実写映画